miyuki yoshimura
三浦一族を巡る、その①…by Kae
私、令和22年1月〜放送中の大河ドラマ
『鎌倉殿の13人』にどハマりしています。

(画像:NHK公式サイト)
皆さん、ご覧になっていますか?
三谷幸喜氏が脚本なので本当に面白い!
大河なのに声を出して笑ってしまうシーンも出てきます。
さすが三谷さん!
そのほかにもどハマりしてる理由は、
三浦半島に勢力を張った【三浦一族】
がドラマの登場人物として最初から出ているから。
これまで鎌倉時代を描くドラマにはサラッと出てくる感じだけど、
今回の大河では、山本耕史さん演じる三浦義村が結構NICEな感じで描かれている。
ネタバレになるので、ここではあまり言わないが、
きっと後半面白い(?)展開になると思うので
三浦氏を今から要チェックしてて下さいね!
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三浦一族のお話しで、1番有名なお話は、
やはり『石橋山の戦い』
ザックリ説明すると、、、

《三浦義明の最期》
源頼朝が平家打倒の兵を伊豆で挙げ、
三浦軍は途中から加勢に向かったのだけど、
雨で増水した酒匂川で足止めをくらってしまい、
頼朝と合流出来ませんでした。
頼朝は石橋山の合戦で敗れ敗走。
その知らせを受けた三浦軍は衣笠城に引き返します。
途中、鎌倉(小坪)で平家方と遭遇。
合戦となったけど双方引くことになりましたが、
平家方の大軍が衣笠城に攻め入りました。
平家方の大軍に比べ、三浦軍は少数。
加えて、先の鎌倉での合戦で兵が疲弊している。
勝ち目は無いと悟った三浦義明は
「源氏の家来として、源氏再興の機会に出会い
なんでこれを喜ばずにいられようか
89歳の我が命。頼朝の為に捧げよう。
この事を子孫の手柄として残したい。
全員、この衣笠城から急いで立ち去り頼朝を追いかけなさい!
私は独り残り大勢に見せかけ敵に立ち向かう!」
と。
その場の全員が泣きながら、義明の命令に従いました。
そして、三浦義明は自ら捨て石となりました。

(衣笠城址への道のり…久々にこんな山道を歩くw)
その後、一族が逃げ落ちたあと自分も衣笠城を出て
衣笠城からほど近い松の木の下で切腹し最期となりました。
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という悲しいお話が残っています。
ザックリとした説明でも長くなってしまった。
でもこの物語りは知ってほしくて。
私の生活圏内でこんな壮絶な事があったなんて
今回調べてみなくちゃ知らなかったエピソード。
衣笠城址

(↑山道を登って10分足らずのところにあります。)
【衣笠城址】という信号の名前があるのは知ってたけど、深く知ろうと思わなかった。
たしかにハッピーエンドなお話しじゃないけど
地元の事を知るって楽しい!
このエピソードをホラーストーリーに結びつける事だけはしたくないな。
と私は思っています。
何かを感じ取ってもらえれば嬉しいです。
※諸説あり
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三浦一族のお話し長くなります笑
シリーズにしますのでお楽しみに!
今回は、これまで。
kae
〈衣笠城址〉
アクセス 京急横須賀中央駅より長井方面行バス「三崎口駅行」「長井行」他(約20分)
「衣笠城址」バス停下車、徒歩20分